NFTのはじめかた 2022/01/18 11:30
バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンが息子と一緒にアスリート特化型のNFTプログラムを立ち上げることを発表したり、アディダスがNFTでおよそ27億円の売上を発表したりと話題に事欠かないNFT(非代替性トークン)界隈。販売されているNFTアートなどのコンテンツは保有していると将来価値が上がる可能性も高く、投資先としても期待値が高いようですね。
新たなプラットフォームも増えていますが、どうやったらNFTをはじめられるのでしょう。まずは「NFTアートの購入方法」から解説していきます。
・NFTアートの購入には仮想通過が必要! 仮想通貨取引所でアカウントを作成
NFTでの主要通貨イーサリアムを扱っているサイトで会員登録をしましょう。手順は本人確認書類を提出したり電話番号認証をしたりと銀行口座を開設するのを同じ感覚です。これで仮想通貨を購入することができるようになります。
・ウォレットの作成
ウォレット(財布)とは仮想通貨を管理するための、まさにデジタルな財布です。「MetaMask」や「Coincheckウォレット」などが代表的。PC版、モバイルアプリ版がありますし、同期もできますからご自身の環境に応じて登録してウォレットを作成しましょう。先の仮想通貨取引所でイーサリアム等を購入し、ウォレットに送金してください。
・NFTプラットフォームにウォレットを接続する
「OpenSea」等のNFTプラットフォームとご自身のウォレットを連携させます。この段階であとはお好きなNFTアートのオークションに参加するなどして購入するだけ。
*注意点
仮想通貨の取引には手数料がかかります。NFTアートそのものが少額でも手数料が高くつくことも。また資産価値が上がる可能性もありますが同じく下がる可能性もあります。メリット・デメリットを踏まえた上で購入を決めましょう。はじめは少額での取引からスタートすることをおすすめします。
NFTアートを自分ではじめたい
購入するだけがNFTではありません。アート作品、楽曲などオリジナルのコンテンツをNFTアートとして出品・販売することも可能です。12歳の少女がNFTアートとして自分の作品を出品し、1億8000万円以上を売り上げたり、小学3年生の少年が夏休みの自由研究で描いたドット絵が数百万円になったりと夢いっぱいのNFTアーティストになるにはどうしたらいいのでしょう。
自分で出品するに際しても仮想通貨取引所のアカウント登録、ウォレット作成、プラットフォームへの接続などは購入のときと同じ。あとはオリジナル作品を用意して、プラットフォーム上で求められる詳細情報を記入、そしてデータをアップロードするだけで出品準備は整います。
最後にプラットフォームから「売る」をクリック。販売のタイプは固定価格、オークション、グループ販売などがあるので自由に選択してください。一夜にして奥を稼ぐという夢を見るなら、ここはオークション一択かもしれませんね。
*注意点
NFTアートはデジタルアートです。絵画であれ音楽であれデジタルデータとして出品することになります。作品のデジタライズが難しい場合、制作会社等に依頼するという方法もありますよ。
NFTアートの購入・販売、いずれも仮想通貨の取引開始とウォレット・プラットフォームの接続という最初の壁を乗り越えてしまえば意外なほど簡単に参入できるものです。まずは仮想通貨取引所のアカウントをつくるという第一歩から踏み出してみましょう。
次回はNFTアートで億り人になる夢を叶えたい、NFTアーティストになってみたいという人のためにより具体的な「NFTアートのつくりかた」についてご説明いたします。